わんちゃんの『食べてはいけない食べ物』。
私たちにとっては平気なモノで、わんちゃんにとってはダメなモノ。
少しだけ紹介します。
まず、タマネギ類。調理してあってもダメです。
タマネギ中毒といって溶血性の貧血を引き起こしてしまいます。
少量であっても症状が出ることもあれば、たくさん食べても問題ないわんちゃんも いますが、有名な『食べてはいけない食べ物』です。
次に、チョコレート。
チョコレートに含まれるテオブロミンという物質により興奮やよだれ、動悸、嘔吐などの症状がでます。
海外旅行で買ってきたチョコレートを食べるというケースは多いみたいです。
帰宅して、おみやげを分別していて、そのままにしていたら。。。なんてことも。
あまりしられていない、キシリトールガム。
これは、低血糖や肝細胞壊死を起こします。下の図にも書いてありますが、注意して下さい。
ぶどう、レーズン。
尿細管壊死を起こし、腎不全に陥ることも。
絶対に食べてはいけません。
ナッツ類、アボガドも報告はあります。
全部、わんちゃんにとってもおいしそうなもの。
置いてあったら、まず食べます。
置かない、見せない、食べさせない。
最近は、ご家族のご理解もあり、『食べてはいけない食べ物』を口にするわんちゃんは減っていますが、ふとした不注意で食べてしまうことがあります。
再度、見直してみて下さい。
余談
パラケルススをご存じですか?
昔の有名なお医者さんです。
そんなパラケルススの言葉に、
『全てのものは毒であり、毒でない ものはない。投与量のみが毒か否かを決定する』
というモノがあります。
水も飲み過ぎると、水中毒になります。
薬も飲み過ぎると、副作用がでます。
そんな言葉です。
余談でした・・・