今回は、最近導入した新しい機器を3つ紹介します。
まず1つめは・・・”超音波診断装置(LOGIQ S8)”
これまで使っていたGE社の循環器に強い超音波診断装置に加えて、新たにもう1台導入しました。同じくGE社のものですが、こちらは腹部臓器や血管をとてもきれいに映してくれます。この機器の導入により、腹部の診断精度のさらなる向上につなげたいと思います。
2つめは・・・”歯科用レントゲン”
中高齢のわんちゃん・ねこちゃんで歯の問題を抱えている子はとても多いです。歯石や歯肉炎は外から見ても分かりますが、歯科用レントゲンで歯根部をみることによって、抜歯が必要な歯かどうかきちんと判断することができます。歯のトラブルは放っておくと、歯根部が感染源となり目の下の皮膚に穴が開いて膿が出てきたり、歯が痛くてごはんが食べられないなんてこともよくあります。当院ではスケーリングも行っています。スケーリング後の歯ブラシなどおうちでの予防歯科もとても大切です。
3つめは・・・”酸素室”
これまでも酸素室は1部屋ありましたが、新たに2部屋導入しました。これまでより大きな部屋も増えたので、大型犬もある程度まで入ることができ、呼吸状態が悪く酸素室での管理が必要な子を同時に受け入れることができるようになりました。また、酸素濃度・温度・湿度に加えて、ネブライザーモードも設定されているので、効率よく呼吸器のお薬を吸わせることもできます。
機器の導入に加えて、これからも病院のレベルアップのために努めます。